越中の参拝神社へのリンク
・雄山神社峰本社(中新川郡立山町)
・雄山神社中宮祈願殿(中新川郡立山町)
・雄山神社前立社壇(中新川郡立山町)
・氣多神社(高岡市)
・義経社(高岡市)
・ 射水神社(高岡市)
・二上射水神社(高岡市)
・高瀬神社(南砺市)
・高岡関野神社(南砺市)
・大木白山社(高岡市)
・日枝神社(富山市)
・魚津神社(魚津市)
・雄山神社
旧社格:国幣小社・式内社(小)
越中一宮
峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社をもって雄山神社となる
・雄山登山&峰本社
7時30分頃立山駅に到着。近場の駐車場は既に満杯で、1Kmほど離れた駐車場に何とか駐車出来ました。8時30分発ケーブルカー、9時発登山バスを乗り継いで9時40分頃室堂に到着。
室堂は雲ひとつ無い快晴です。正面が立山で(雄山・3,003m、大汝山・3,015m、富士の折立・2,999mの三峰よりなる)、雄山神社はその頂上です。
一の越山荘までは整備された登山道が続きます。9時50分出発。
一の越山荘までには3カ所の雪渓が残っていました。途中に祀られている祓度社です。
登山道からは、まさに花畑を見ることができます。黄色い花が「ミヤマキンバイ」、白い花が「チングルマ」だと思います。
だんだん勾配がきつくなり、風よけに囲まれた一の越山荘に到着です。標高2700m。10時50分到着。
一の越山荘前で休憩し、おにぎりで腹ごしらえ。雄山山頂を目指し11時10分出発。ここからは岩がゴロゴロした荒れ地をよじ登ります。
途中の平らなところから見た室堂方向です。ミクリヤ池が美しい。
岩場に咲いたイワギキョウの群生です。可憐で綺麗ですが、ゆっくり鑑賞する余裕はありません。
必死で岩場を登りきったところにある国土地理院の三角点「立山」です。標高2991.6mです。到着は12時20分でした。
三角点のあたりから望む峰本社の鳥居と社殿です。真っ青な空に浮かぶ社殿を見て思わずホッとします。雄山最高点は社殿のあるところです。多くの登山者がお祓いを受けるために並んでおり、オレンジを着た神官さんが参拝者を迎えます。
「立山雄山神社本宮」の社号標です。
鳥居越しの社殿です。
社殿前に座り込み、お祓いを受けます。ちなみにお祓いは500円です。
鳥居、社務所から社殿までの風景をパノラマにしてみました。360度の展望で、素晴らしいアルプスの山並みです。拡大して見てみてください。
下山時に、ミクリガ池をまわってきました。残雪越しにブルーの湖面が神秘的です。帰りの登山バスは混んでおり、列に並んで30分ほど待ちましたが、15時40分発のバスに乗れ無事下山できました。
苦労していただいた御朱印で、喜びもひとしおです。さすがに登山してきただけに「登拝」となっています。立山頂上の朱印が嬉しいです。
社務所で立山牛王印があったので購入しました。中央の絵は、開山縁起に出てくる白鷹と黒熊を図案化したものだそうです。オリジナル御朱印帳にも同様の図案がありました。
・中宮祈願殿
立山から下山し、駐車場に着いたのが17時頃でした。中宮祈願殿、前立社壇は立山インターへの帰り道にあるので、大急ぎで着替えもせずに参拝することにしました。
芦峅寺中宮祈願殿の鳥居です。立山駅から車で30分ほどのところにあります。
境内の様子です。杉の古木の参道が続きます。
拝殿です。重厚な建物です。
拝殿内です。自由に参拝下さいと書かれていましたが、時間が無く写真のみでスルーしました。きらびやかです。
左側は境内社の立山若宮です。巨木の中にひっそりと立っています。右側は境内にあった像です。犬が亀を踏みつけているようですが、案内が無く意味不明です。
境内中心にある立山開山御廟です。立山を開山した越中国の国司・佐伯有頼公の霊廟だそうです。凛とした空気が張り詰めているようです。
力強い墨書です。朱印とのバランスも素晴らしいと思います。
・前立社壇
岩峅寺前立社壇は中宮祈願殿から車で15分ほどです。18時ギリギリで参拝に間に合いました(参拝は6時から18時までと書かれていました)。駐車場脇の鳥居です。
立派な神門です。境内を囲むように2カ所にあります。
境内の様子です。夕闇が迫ってきています。
大きく立派な拝殿です。
国指定重要文化財の本殿です。大きく重厚な建物です。本殿手前は御神木の大杉です。
18時ギリギリで参拝前に御朱印をお願いしました。雄山神社でここだけ神紋の「違い鷹の羽」の朱印が押されています。無事雄山神社3社の御朱印をいただくことができ満足です。
前立社壇の駐車場で着替えをすませ帰路につきました。帰り道の高速道路から撮った夕陽です。ぼんやりと赤く染まった太陽が沈んでいきました。
・氣多神社
旧社格:県社・名神大
・越中一宮
・養老2年(718年)に能登一宮の氣多大社から勧進
氣多神社のある高岡市伏木は、国府や国分寺のあった、越中国の中心地でした。能登が越中から分立するときに(757年)、国府に近い当地に祀られたと言われています。境内は二上山の東麓にあります。
山中の参道です。石灯篭が続きます。
拝殿正面です。
本殿です。室町時代の再建で、国指定の需要文化財です。
本殿には「一宮」の額が掲げられています。空海(弘法大師)の書と伝えられています。
境内にある「越中国総社跡・伝承地」です。
社号標の前にある清泉です。富山の名水に選ばれており、水を汲みに来る人もいました。
清泉の近くにある宮司さん宅で頂きました。
・義経社
氣多神社の近くの「雨晴海岸」です。富山湾の景勝地のひとつです。
雨晴海岸の謂われとなった義経社です。源義経が奥州に向かう途中、にわか雨にあい当地の岩の下で雨宿りをしたとの伝説があります。
・射水神社
旧社格:国弊中社・式内社
・越中一宮
射水神社は、北にある二上山を神体山としてその麓の二上に鎮座していましたが、明治8年に旧高岡城本丸跡に遷座しました。高岡古城公園の中を進むと鳥居が見えてきます。
拝殿です。当日は七五三のお参りが多く、華やかでした。
拝殿に掲げられた額です。本殿は見ることは出来ませんでした。
境内の隣にある高岡城本丸跡です。広々とした爽やかな場所です。
・二上射水神社
旧社格:村社
・射水神社の元宮
二上山(273m)の南麓に鎮座しています。境内の右側には、高野山真言宗・慈尊院があり、仏教色の強い神社でした。明治初期も神社か寺院かの区別がつかず、射水神社は高岡城跡へ遷座しました。しかしながら二上村の氏子の要請で、現在地にも分社が残され今に至ります。
拝殿正面です。
本殿です。鞘堂に覆われているのでしょうか。
境内の様子です。右から御神像庫、築山収蔵庫、二上資料館です。
・高瀬神社
旧社格:国弊小社・式内社
・越中一宮
南砺市(旧井波町)に鎮座する高瀬神社の鳥居と社号標です。
広い境内は白い砂利が敷き詰められています。右側は、手水舎の水に沈められた高瀬遺跡(約1,200年前の役所跡)から発掘された建物の柱です。
鳥居越しの拝殿です。
拝殿正面です。重厚な拝殿です。
左は拝殿に飾られた龍の彫り物です。凄い迫力です。右側は鈴に付けられた鶏?の彫り物です。
本殿です。
参拝当日に行われていた古風な結婚式です。お幸せに。
右側は、御朱印帳に挟んでいただいた大黒様が書かれた紙です。細かな心遣いです。
・高岡関野神社
旧社格:県社・式内社(小)
高岡市内に鎮座する高岡関野神社の社号標と鳥居です。大正8年に高岡神社、関野神社、加久彌神社が合体して高岡関野神社となりました。
拝殿です。大きな建物です。
拝殿横から本殿を望みます。拝殿と本殿が離れています。本殿の左右にも社殿が確認できます。
社印が結構大きいです。
・大木白山社
高岡駅の西、北陸本線の線路際に鎮座しています。駐車場が良く判りませんでした。大木白山社の社号標と鳥居です。
拝殿正面です。
拝殿内には、見事な絵が書かれていました。
本殿です。
参拝日の記載が古風で格好良いです。
・日枝神社
旧社格:県社
富山市の市街地に鎮座する日枝神社です。鳥居越しに拝殿を望みます。
狛犬がちょっと可愛い顔をしています。
拝殿です。鈴緒が七本も下がっています。コンクリート造りです。七五三のお参りが多かったです。
左側は賽銭箱に据えられた桜の神紋です。右側は豪華な拝殿内の様子です。
神紋の山桜の朱印が押されています。
・魚津神社
旧社格:郷社
魚津市に鎮座する魚津神社の社号標と石鳥居です。魚津神社は、昭和31年の魚津大火によって焼失した魚津市街地に鎮座していた五つの神社(郷社神明社、杵築社、稲荷神社、火之宮神社、市姫神社)を合併させて、昭和40年に新しく建てられた神社です。
拝殿です。
本殿です。夕陽があたっています。
賽銭箱に据えられた神紋です。珍しい五つ巴です。合併した五社を表しているそうです。
今年が皇紀2674年であることを知りました。
魚津港の夕陽を鑑賞して帰路につきました。
コメント