・中山神社
旧社格:国幣中社・名神大社
美作国一宮
参拝日:2015年3月14日
津山市一宮に鎮座する中山神社です。中山神社は、社伝では慶雲四年(707年)の創祀とされていますが、実際は美作国が備前国から分立した713年に吉備の中山からの勧請されたようです。中山神社の社号標と中山鳥居です。中山鳥居は、貫が貫通していないのが特徴です。
鳥居から真っ直ぐな参道の先に神門があります。神門の前にはユニークな姿の狛犬です。
狛犬のアップです。顔が猿のようです。猿神社の関係でしょうか。
中門と拝殿です。拝殿後方に本殿の千木が見えます。
中門からの拝殿です。
拝殿後方に本殿です。本殿は1559年に尼子晴久によって再建されたもので、入母屋造妻入の「中山造」と呼ばれる構造で、国の重要文化財です。重厚で優美な建物です。
本殿の横と、後方からの姿です。
社殿全景です。拝殿と本殿が一体となって美しい姿です。
境内にある惣神殿です。右は中山鳥居の手前にある祝木のケヤキです。樹齢800年で、尼子の兵火以前のものだそうです。
本殿後方の岩の中腹に猿神社があります。左が猿神社の鳥居、右が参道で、急な階段で岩を上ります。
猿神社です。さるぼぼのようなぬいぐるみが奉納されています。牛馬の安産守護の神として信仰されているそうです。
神印が小振りです。
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