籠神社(京都府)

・籠神社
旧社格:国幣中社・名神大
元伊勢宮


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日本三景のひとつである「天橋立」の付け根に鎮座する籠(この)神社です。良く見ると天橋立に最も近い山の緑の中に神社の屋根が確認できます。


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籠神社の鳥居と神門です。社伝によれば、豊受大神が真名井原の地(現在の奥宮)に鎮座し、与佐宮と呼ばれていましたが、崇神天皇の時代、天照大神が大和笠縫邑から与佐宮に移られました。その4年後、天照大神は伊勢へ移られ、後に豊受大神も伊勢神宮へ移られたため、当社を「元伊勢」というそうです。


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拝殿です。苔むした屋根が印象的です。


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本殿です。10本の鰹木が輝いています。


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本殿の欄干には元伊勢としての格式を伝える五色の座玉(すえだま)が飾られています。緑・黄・赤・白・黒の五色は五行思想に基づくもので、万物を構成する木・火・土・金・水の5種類の元素を表すそうです。


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拝殿の賽銭箱に据えられた神紋と龍です。右側は摂社の眞名井稲荷神社です。お稲荷さんですが、狐ではなく龍が守っています。


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神門前にある国の重要文化財に指定されている石造りの狛犬です。どっしりとした風格があります。


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元伊勢宮がメインの御朱印です。籠神社の名前は見あたりません。奥宮である眞名井神社の御朱印も一緒になっています。


・眞名井神社
籠神社奥宮

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籠神社から500mほど離れた山裾に鎮座する眞名井神社です。ゲリラ豪雨の中での参拝となりました。


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境内入り口にある御霊水・天の真名井の水です。非常に冷たい水でした。

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鳥居と狛龍です。この神社も犬ではなく龍が守っています。

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階段上にある社殿です。緑に囲まれた神聖な空間です。


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社殿背後に鎮座する磐座です。手前(左側)が天照大神小宮霊畤、奥(右側)が天御中主大神霊畤とされています。雨に濡れた磐座からは、厳かなエネルギーのようなものを感じました。


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境内の右奥には幾つもの岩が祀られています。境内全体が神聖な雰囲気に包まれていました。また参拝したい神社です。

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