今年は式年遷宮の翌年の「おかげ年」で、特別なご利益を授かるとされています。早朝から外宮を参拝したのですが、たまたま新嘗祭の日で、外宮正宮で奉幣の儀、内宮忌火屋殿で大御饌の儀を見学することが出来ました。
・外宮
2014年11月23日
外宮表参道の燈籠越しの日の出です。時刻は6時59分。
朝日が表参道の鳥居の周りを照らしていきます。
新しい御正殿の屋根も朝日に照らされ、輝き始めました。
正宮前に着いたとき、正宮から日別朝夕大御饌祭?の一行が出てこられました。
正宮前です。多くの方が門の横から中を見学しており、中では奉幣の儀が執り行われていました。祭主の池田厚子さんはじめ神職さんは、砂利の上に筵をひいただけの上に正座されており、大変そうでした。厳かな祭祀で写真が撮れないのが残念でした。
奉幣の儀が終わり、退場される様子です。勅使を先頭に、池田祭主、鷹司大宮司と続きます。思わず貴重な経験となりました。
別宮の風宮です。新嘗祭のためか稲穂が懸けられていました。
別宮の土宮です。こちらにも稲穂が懸けられています。
多賀宮が祭祀中とのことで参拝できず、外宮内をうろうろしました。古殿地越しの正宮です。
8時30分頃から多賀宮参拝可能となりました。多賀宮に向かう階段では正面から朝日が差し込んでいました。右は朝日に輝く多賀宮です。
多賀宮には稲穂が懸けられていませんでした。古殿地越しの多賀宮です。
シンプルな御朱印です。
・内宮
2014年11月23日
前日(11月22日)の宇治橋前の鳥居です。20時頃の撮影ですが、まったく人気がありませんでした。
外宮からタクシーで内宮に向かいました。運転手さんの話では、今日(23日)は鳥居から昇る朝日を撮るため宇治橋前にカメラマンが大勢いたとのことでした。少し遅くなりましたが、朝日に輝く鳥居を撮ってみました。時刻は9時24分。
左は宇治橋内側の鳥居です。右は神苑横の参道です。
齋館の門が開いていました。
五十鈴川の御手洗場です。五十鈴川に映る紅葉が綺麗です。
御手洗場で写真を撮っていると参拝者が整列し始め、祭主の池田厚子さんが自動車で入場されました。自動車で鳥居を潜る珍しい写真と思います。
忌火屋殿前には御饌の箱がたくさん並べられていました。
内宮正宮前です。新しい社殿が瑞々しいです。
正宮から御稲御倉に向かう途中で、陽に輝く正殿の屋根を見ることが出来ます。
荒祭宮です。荒祭宮にも稲穂が懸けられていました。
左は荒祭宮の古殿地への石段です。右は神楽殿です。
風日祈宮に向かう参道です。風日祈宮橋を渡って参拝します。
風日祈宮です。新旧の社殿が並んでおり、鰹木が印象的です。
風日祈宮を参拝して参道に戻ってくると、大御饌の儀に向かう神職の列に遭遇しました。先頭は鷹司大宮司と思います。一列に並んだ神職の列はなかなかの迫力です。
忌火屋殿前で大御饌の儀が執り行われました。貴重な体験でした。
左は宇治橋近くの大山祇神社と子安神社です。右は宇治橋内側の鳥居です。白木が眩しいです。
前日(22日)に神宮会館で遷宮記念の御朱印帳を購入しました。綺麗な水色です。
こちらもシンプルな御朱印です。
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