紀伊の参拝神社へのリンク
・日前國懸神宮(和歌山市)
・伊太祁曽神社(和歌山市)
・竃山神社(和歌山市)
・津秦天満宮(和歌山市)
・紀州東照宮(和歌山市)
・和歌浦天満宮(和歌山市)
・玉津島神社(和歌山市)
・鹽竃神社(和歌山市)
・丹生都比売神社(伊都郡かつらぎ町)
・丹生官省符神社(伊都郡九度山町)
・蟻通神社神社(伊都郡かつらぎ町)
・寶来山神社(伊都郡かつらぎ町)
・日前國懸神宮
旧社格:官幣大社・名神大社
・紀伊一宮
和歌山市に鎮座する日前國懸神宮(ひのくま くにかがすじんぐう)の社号標と鳥居です。梅雨明け後でしたが大雨の日の参拝でした。
参道を進むと深い森に入り、突き当たりで左右に分かれます。左側に進むと日前神宮、右側に進むと國懸神宮となります。
日前神宮参道にある天道根神社(左側)と邦安神社(右側)です。
日前神宮正面です。日前神宮は、八咫鏡に先立って鋳造された鏡である日像鏡を御神体としています。
左側は鳥居と拝殿、右側が拝殿から見る中門です。
雨に煙る本殿の屋根です。
國懸神宮の参道にある松尾神社(左側)と市戒神社(右側)です。
國懸神宮正面です。八國懸神宮は咫鏡に先立って鋳造された鏡である日矛鏡を御神体としています。
左側は鳥居と拝殿、右側が拝殿から見る中門です。
國懸神宮本殿の全景です。日前神宮とまったく同じ建築と思われます。
・伊太祁曽神社
旧社格:官幣中社・名神大社
・紀伊一宮
伊太祁曽神社は、元は日前國懸神宮の社地に祀られていましたが、713年に現在の社地の近く(亥の森)に遷座されたそうです。二ノ鳥居と神橋です。
中央門です。太を摸した神紋が飾られています。木彫りのヒツジが気になります。
左側が本殿と右脇殿、右側が本殿と左脇殿です。
左側が御神木の大杉、右側が蛭子神社前にある「お猿石」です。
左側は、拝殿脇に置かれた木の俣くぐりです。やってみました。右側は御神木の梛の木です。
木乃国一之宮と書かれています。なかなかお洒落です。
・竃山神社
旧社格:官幣大社・名神大社
竃山神社の御祭神は彦五瀬命で神武天皇の兄です。竃山に御墓があり、その南に竃山神社は鎮座します。社号標と鳥居です。相変わらずの大雨です。
鳥居脇の狛犬です。ちょっと変わった形をしています。
長い参道を進むと神門が見えてきます。
重厚な社殿で、拝殿、弊殿、本殿と繋がっています。本殿の裏には御祭神は彦五瀬命の陵墓があると言われています。
御朱印に書かれている意味を聞き忘れました。さすがに神武天皇の兄を祀る神社で、素晴らしい社殿の連なりでした。
・津秦天満宮
旧社格:式内社
津秦(つわだ)天満宮はかつて日前國懸神宮の摂社だったそうです。和歌山電鉄の線路脇にあり、踏切の自動車での通過はかなり厳しいです。津秦天満宮の鳥居です。
ご婦人に書いていただきました。非常に親切な方で、帰り道は踏切を渡るまで、先導していただきました。
・紀州東照宮
旧社格:
・関西の日光
和歌浦近くの雑賀山に鎮座。南海道の総鎮護として1621年に創建されました。関西の日光と称されています。参道の鳥居です。
参道の階段を登ります。階上の楼門が見えてきます。雨に濡れて石段が滑りそうで怖いです。帰りは階段を使わず回り道しました。
境内の様子です。正面に拝殿です。
お参りする場所には屋根が無く、雨の中で大変でした。せめて拝殿まで入れて欲しかったです。
・和歌浦天満宮
旧社格:
・日本三管廟
紀州東照宮の参道鳥居から徒歩10分ほどで和歌浦天満宮の鳥居に到着します。901年に菅原道真が船で大宰府に向かう途中、神社が鎮座する天神山から和歌の浦を望んで歌を詠んだと言われています。和歌浦天満宮は太宰府天満宮、北野天満宮と共に由緒がある神社と言われており、日本三管廟と呼ばれているそうです。鳥居の奥の石段の上に楼門、その背後に天神山です。
石造りの階段はかなり急です。楼門は1605年の建立の国指定重要文化財です。
本殿です。1606年の浅野幸長によって再興された国指定重要文化財です。
末社・多賀神社本殿、末社・天照皇太神宮・豊受大神宮本殿は1604年で建立で重要文化財に指定されています。末社・白山比め神社とともに並んでいます。
左側が多賀神社本殿、右側が天照皇太神宮・豊受大神宮本殿です。
天満宮らしく境内には牛が祀られています。右側は楼門からの和歌浦の眺めです。やはり雨に煙っています。
国宝の朱印が押されています。相当古い朱印と思われます。右側は朱印帳の間に挟んである紙に押してありました。
ちょっとした心遣いですね。
・玉津島神社
旧社格:村社
和歌浦にそそぐ和歌川の河口近くに鎮座する玉津島神社の鳥居です。玉津島神社は稚日女尊、神功皇后、衣通姫尊を合祀し、女神三神を祀ります。特に衣通姫尊は和歌の神で、住吉、人丸と並んで、和歌三神と呼ばれています。
拝殿正面です。拝殿裏の一段高いところに春日造りの漆塗りの本殿があるそうですが、見ることは出来ませんでした。
左側は境内にあった天然記念物の根上り松です。右側は同じく境内にある万葉歌碑です。
和歌三神の朱印が押されています。若い巫女さんが丁寧に書いてくれました。
・鹽竃神社
旧社格:
鹽竃神社は、元は玉津島神社の祓所であり、「輿の窟」と呼ばれた岩穴に鎮座しています。
社殿内部です。自然光のみの撮影で非常に暗いですが、岩穴に祀られているのが判ります。
鹽竃神社のある小山は遊歩道になっており、頂上に登ることが出来ます。頂上から望む和歌浦の景色です。雨の夕方で暗くなってきていますが、なかなかの景観です。
・丹生都比売神社
旧社格:官幣大社・名神大社
紀伊一宮
参拝日:2015年1月17日
伊都郡かつらぎ町にある丹生都比売神社です。星山から結構な山道を車で登ります。「丹」は朱砂の鉱石(硫化水銀)から採取される朱を意味し、その鉱脈のあるところに「丹生」の地名と神社があります。御祭神の丹生都比売大神は、この地に本拠を置く日本全国の朱砂を支配する一族の祀る女神とされています。丹生都比売神社の社号標と外鳥居です。朱色が印象的な神社です。
左は駐車場から見える鏡池と輪橋です。右は中鳥居から祓橋、輪橋を振り返ったところです。輪橋は渡れないようになっていました。
中鳥居越しに楼門を望みます。
一段高いところに楼門です。楼門は室町時代建立の国指定の重要文化財です。楼門から参拝します。
境内左側から望む本殿です。奥から、第一殿:丹生都比売大神、第二殿:高野御子大神、第三殿:大食都比売大神、第四殿:市杵島比売大神です。第四殿の手前には若宮が見えます。
本殿のアップです。細かく彩色されています。本殿も室町時代建立の重要文化財です。
神社からの帰り道で見た紀ノ川の風景です。印象に残る風景でした。
・丹生官省符神社
旧社格:郷社
参拝日:2015年1月17日
丹生官省符神社は伊都郡九度山町に鎮座しており、816年に空海によって創建されたといわれています。高野山の領する官省符荘の鎮守として祀られていました。女人高野で有名な慈尊院に隣接しており、慈尊院の門を潜って参拝します。
丹生官省符神社へは慈尊院の多宝塔の横から石段を登ります。石段は119段で割りきれない数字です。
鳥居と境内です。鳥居には「丹生神社」の額が揚がっています。社殿背後には高野山です。丹生官省符神社は、高野山石道登山道の入口になっています。
拝殿から望む本殿です。朱い本殿が三棟並んでいるのが判ります。
境内右側から望む本殿です。三棟が綺麗に並んでいます。本殿は国指定の重要文化財です。
・蟻通神社
参拝日:2015年1月17日
伊都郡かつらぎ町渋田にある蟻通(ありとおし)神社の鳥居と門です。蟻通とは、七曲がりの玉に蟻に糸を結んで糸を通した事に因み、知恵の神として崇敬されています。
・寶来山神社
参拝日:2015年1月17日
伊都郡かつらぎ町萩原にある寶来山(ほうらいさん)神社の鳥居です。寶来山神社の創立は古く奈良時代と言われています。社伝によると宝亀2年(771)和気清麻呂が八幡宮を勧請したことに始まり、後に京都神護寺の僧文覚上人により創建されたと伝えています。
拝殿です。当日は祭りの準備で、氏子の方が集まって相談をされていました。皆さん親切でした。
拝殿から望む本殿です。四棟並んでいるそうですが、良く見えません。
境内左側からの本殿の眺めです。社殿は秀吉の紀州攻めの後、慶長19年(1614)に再建されたもので、本殿の四棟は重要文化財に指定されています。
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