秩父(埼玉県)

秩父の参拝神社へのリンク
・三峯神社(秩父市 )
・秩父神社(秩父市 )
・宝登山神社(長瀞町 )


・三峯神社
・旧社格:県社
・秩父三社
・参拝日:2016年5月3日
三峯神社は、三峰山(妙法ヶ岳・白岩山・雲取山の3つの峰)の標高1,100mに鎮座し、秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社です。1900年程前、東征中の日本武尊が三峯の山々の素晴らしい風景に感動し、東国の平和を祈念して国産みの神様である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)の二神をお祀りになったのが始まりと伝えられています。日本武尊を導いた山犬(オオカミ)が眷属です。修験道の祖・役小角が修業をし、弘法大師空海が観音像を安置したとされる、神仏習合時代の修験道の霊場です。関東屈指のパワースポットとして知られています。


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朝9時頃に駐車場に到着しましたが、直ぐに駐車場は一杯になりました。右は神社への参道です。桜も少し残っていました。時々霧が降りてきて、神秘的な雰囲気になりました。


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参道入口の三ッ鳥居です。大神神社と同じような形です。鳥居の前にはオオカミの狛犬です。


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参道を登っていくとその先に随神門です。随神門の手前を右に登っていくと日本武尊銅像があります。銅像が霧から浮き上がって見えました。


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社号標と随神門です。1792年に再建されました。濃い紅が印象的です。


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随神門を潜ると下りの参道が続きます。参道は巨木の間を進みます。


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青銅鳥居、拝殿を望みます。石段上には八棟灯籠、青銅鳥居、水舎が並びます。緑の中に現れた煌びやかな色彩に驚かされます。


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左は八棟灯籠です。大型の木製灯籠は珍しいそうです。圧倒されます。右は水舎です。精巧で豪華な彫刻に驚きます。


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石段上に拝殿です。拝殿は1800年建立です。石段の左右には御神木です。拝殿の後方には霧が迫ってきています。


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左は青銅鳥居に揚げられた額です。二匹の龍が据えられています。右は拝殿の装飾です。精巧な彫刻が煌びやかに彩色されています。


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左は拝殿扉の神紋、右は賽銭箱の神紋です。


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拝殿の装飾です。


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拝殿前の石畳に水をかけると、龍神が浮き出てきます。この龍神は、辰年の2012年に突如として浮き上がったもので、縁起がいいとされます。


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拝殿左側と右側です。装飾が素晴らしい。


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本殿です。1661年建立の一間社春日造りです。霧の中で陽が射し、一際目を惹きます。


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拝殿と本殿です。


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本殿右側の国常立神社です。こちらも装飾が凄いです。


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左側は日本武神社です。右は修理中の摂末社です。


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左は御神木を左側から望みます。右は石段右側の重忠杉です。樹齢700年です。参拝後、ご神木に触れてご神木の気をいただいてきました。


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左は神楽殿です。餅撒きが行われるようです。右は参拝後駐車場に戻ると駐車場まで霧が迫ってきていました。


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三峯神社の御朱印帳です。高山植物が綺麗です。


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お土産に徳利酒を買ってきました。大変印象深い神社でした。



・秩父神社
・旧社格:国弊小社・式内社
・知知夫一宮
・武蔵四宮、秩父三社
・参拝日:2016年5月3日
秩父神社は、知知夫国初代国造、八意思兼命の子孫である知知夫彦命が祖神をお祀りしたのが始まりで、2千年の歴史があると言われています。ご祭神は、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)・知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・秩父宮雍仁親王の四柱です。学業成就と縁結びにご利益のある神社です。毎年12月に行われる例祭「秩父夜祭」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭及び日本三大美祭に数えられています。


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秩父神社の社号標と南門の一の鳥居です。鳥居の前の参道では屋台囃子が実演され賑わっていました。


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神楽殿では「天の石戸開き」の神楽が奉納されていました。


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神門です。落ち着いた朱色です。

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境内の様子です。左は神門側から、右は拝殿側からの眺めです。神門横には御神木の大銀杏があります。


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拝殿正面です。御社殿は、戦国時代に兵火によって消失したものを、天正10年(1592年)に徳川家康公により再建されました。


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左は拝殿軒下の装飾です。精緻な彫刻に彩色されています。右は拝殿正面に飾られた「子宝・子育ての虎」です。左甚五郎作と伝えられています。彫刻の側の札には、「赤子には肌を離すな、幼児には手を離すな、子供には目を離すな、若者には心を離すな」と親の教訓が書かれていました。なるほど。


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御社殿は、本殿・幣殿・拝殿が並ぶ権現造りです。その壁面には豪華で色彩豊かな装飾が施されています。


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御社殿左側の装飾です。


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左は御本殿右側に彫刻された「つなぎの龍」です。左甚五郎作と伝えられています。右は御本殿背後に彫刻された「北辰の梟」です。体は南、頭は真北を向いているそうです。


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左は、御本殿左側に彫刻された「お元気三猿」です。日光東照宮では「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿なのに対し、当社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」元気な三猿です。右は弊殿の彫刻です。それぞれの彫刻に物語があるそうです。


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左は境内にある諏訪神社の「秩父御柱」です。右は諏訪神社と日御碕宮です。


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柞稲荷神社の前にある「神降石」です。巨大な岩です。


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知知夫国一宮ではなく総鎮守となっています。彫刻と装飾に圧倒される神社でした。



・宝登山神社
・旧社格:県社
・秩父三社
・参拝日:2016年5月3日
宝登山神社は秩父郡長瀞町にある宝登山の麓にある神社で、秩父三社のうちの一社です。御祭神は神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)大山祗神(おおやまづみのかみ)、火産霊神(ほむすびのかみ)の3柱です。景行天皇41年(111年)に日本武尊が東征の際に宝登山に登ろうとした時、巨犬が道案内をしてくれましたが、途中猛火に遭い逃げ場を失いました。巨犬が猛火に飛び込み火を消し止めてくれたおかげで日本武尊一行は無事頂上まで登ることができました。この逸話から「火止山(ほどやま)」と呼ばれたのちに「宝登山」と呼ばれるようになったそうです。巨犬が日本武尊一行を猛火から助けてくれたことから火災盗難除け・諸難除けの御利益があるそうです。


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白い二の鳥居と石段上の拝殿です。


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拝殿正面です。龍の彫刻が凄いです。
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左は龍の装飾のアップです。右は拝殿に挙げられた額です。こちらも龍の彫刻です。


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左右から見た拝殿です。彫刻と彩色が凄いです。


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御本殿です。拝殿に比べると落ち着いた雰囲気でが、床下が彩色されています。


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左は」本殿後方にある「禊ぎの泉」です。日本武尊が宝登山に登る際に禊をしたそうです。左は境内にある宝玉稲荷神社です。


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左は天満天神社、右は日本尊社です。


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朱印は山が囲んでいます。

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