山城の参拝神社へのリンク
・平安神宮(京都市)
・八坂神社(京都市)
・宇治神社(宇治市)
・宇治上神社(宇治市)
・石清水八幡宮(八幡市)
・飛行神社(八幡市)
・賀茂別雷神社(京都市)
・本殿・弊殿特別公開
・賀茂御祖神社(京都市)
・本殿・大炊殿・神服殿特別公開
・河合神社(京都市)
・貴船神社(京都市)
・平安神宮
旧社格:官弊大社
参拝日:2015年9月5日
平安神宮は1895年(明治28)桓武天皇の平安遷都1100年祭を記念し垣武天皇を祭神として創建されました。後に平安京最後の天皇である孝明天皇も合祀されました。平安神宮の社殿は、桓武天皇が開かれた当時の平安京の正庁、朝堂院が8分の5の規模で再現されています。大極殿(外拝殿)・応天門(神門)・蒼龍楼・白虎楼・歩廊・龍尾壇などは創建当時に造営されたものです。10月22日に行われる、京都三大祭りの一つ時代祭は、平安神宮の大祭です。
左は境内側からみた平安神宮の大鳥居です。高さは24mです。右は社号標と境内です。広い参道が続きます。
神門です。平安京の大内裏の入り口、朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した二層の楼門です。
神門から望む社殿です。中央に外拝殿(太極殿)、左に白虎楼、右に蒼龍楼です。非常に広い境内です。
重要文化財の外拝殿(太極殿)です。
白虎楼と蒼龍楼です。平安時代の様式を模したものだそうです。白虎楼には神苑への入口があります。
境内にある白虎と蒼龍の手洗い場です。朱雀と玄武も探しましたが見つけられませんでした。
平安神宮の御朱印帳です。四神が描かれており格好良いです。
・八坂神社
旧社格:官弊大社
二十二社(下八社)の一社
八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社
参拝日:2015年9月5日
社伝では斉明天皇2年(656)に高句麗から来日した調進副使・伊利之使主(いりしおみ)の創建とされ、平安遷都がなされた794年以前よりこの地に祀られていたとされます。祭神は古くから牛頭天王(およびそれに習合した素戔嗚尊)です。貞観11年(869)疫病流行の際、当社の神にお祈りして始まったのが祇園祭です。平安時代には二十二社の一に数えられ朝廷からも厚く崇敬されました。一方、民衆の信仰も深く地元の氏神(産土)としての信仰を集めるとともに、観光地としても多くの人が訪れています。地元では「祇園さん」の名で親しまれています。祭神は素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神で、明治維新まで祇園社または感神院と称していました。
八坂神社は京都盆地東部、四条通の東の突き当たりに鎮座しています。四条通りの突き当たりに建つ西楼門です。
西楼門の狛犬です。右に獅子、左に狗です。
西楼門から野参道です。参道には屋台が並び、浴衣を着た観光客が多いです。
大きな本殿です。
本殿正面です。藁で作られた亀の飾りが据えられています。
提灯で飾られた舞殿です。
提灯越しの本殿です。祇園らしい光景と思いました。
本殿脇の垣です。深緑の独特の色合いです。
左は本殿後方にある美御前社です。祭神は宗像三女神で美の神様だそうです。社殿前に美容水があり、多くの女性が参拝していました。右は悪王子社です。素戔嗚尊の荒魂を祀ります。
南楼門です。本殿、舞殿の正面にあります。
左は、南楼門から望む舞殿です。右は西楼門からの参道にある、北向蛭子神社です。社殿前に「祇園えべっさん」像があります。
神社名が祇園社になっています。
・宇治神社
旧社格:府社・式内社
参拝日:2015年2月7日
宇治川を挟んで平等院鳳凰堂の対岸に宇治神社があります。左は朝霧橋からの宇治川の急流です。右側はお茶色の宇治橋です。
宇治神社の鳥居です。朝霧橋のたもとにあります。
手水舎には兎が飾られています。
境内の真ん中に拝殿です。桐原殿の額が挙がっています。
拝殿横からの境内鳥居、中門、本殿の眺めです。
中門正面です。中門から参拝します。
垣の中に流造りの本殿です。
左は中門の中に据えられていた兎です。当社に兎の像が多いのは、御祭神・菟道稚郎子命(ウジノワキイラツコノミコト)の名にちなんでいるそうです。右は境内社です。
ウサギの朱印ではありませんでした。
・宇治上神社
旧社格:府社・式内社
世界文化遺産
参拝日:2015年2月7日
宇治上神社は、宇治神社の奥に鎮座しています。当社は平成6年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。世界文化遺産と書かれた社号標と鳥居です。
鳥居には「離宮」の額が挙げられています。右は境内入り口の神門です。
拝殿正面です。拝殿は1215年頃建立の国宝です。拝殿の前には「清め砂」が盛られています。清め砂は依代ではなく、お清めのための砂だそうです。
左は拝殿内の様子です。京都らしい装飾です。右は拝殿右側にある桐原水です。宇治七名水で唯一現存する湧き水だそうです。
拝殿の後方で一段高いところにある国宝の本殿です。覆屋の中に内殿が鎮座しています。1060年頃の建立だそうです。
覆屋の中の内殿です。
左は本殿右手の大岩と摂社・春日社です。右は拝殿の後方からの眺めです。
左は通常の墨書の御朱印です。右は離宮の金字朱印です。紫式部に因んだ紫の台紙だそうです。これらの他にもまだ何種類もの御朱印がありました。
・石清水八幡宮
旧社格:官幣大社
二十二社(上七社)
日本三大八幡宮の一社
参拝日:2015年1月24日
京都府八幡市の男山に鎮座する石清水八幡宮です。京都の鬼門(北東)の比叡山延暦寺とともに、裏鬼門(南西)を守護する神社として、朝廷から信仰されてきました。伊勢神宮とともに二所宗廟の一社といわれています。石清水八幡宮の社号標と一ノ鳥居です。鳥居の額の「八」は鳩になっています。
一ノ鳥居を潜ると頓宮があります。頓宮拝殿正面です。
頓宮拝殿側から南門を望みます。背後に男山です。
頓宮南門を抜けると摂社・高良社があります。高良社の鳥居と社殿です。
高良社を過ぎると二ノ鳥居です。ここから、坂道と石段が続きます。右は参道の途中にある末社・大扉稲荷社です。
石段を登りきると三ノ鳥居があります。ここから社殿までは真っ直ぐな参道となります。参道の両脇にはたくさんの石灯篭が奉納されています。
参道の先に荘厳な南総門があります。
南総門から望む楼門です。
境内の様子です。正月からはだいぶ日が経っていますが、多くの参拝客が次々と訪れていました。大きな破魔矢が楼門の両脇に据えられています。
楼門の全景です。たまたま参拝者が途切れた瞬間です。
楼門正面です。青空に楼門の朱が映えます。
楼門上部の装飾です。蟇股部分に一対の向かい合う鳩の錺金具があります。右側の鳩は少し口を開けており、狛犬と同様に阿吽の呼吸でお守りしているそうです。その上には極彩色の壮麗な龍虎の欄間彫刻が施されています。素晴らしい。
楼門内部の様子です。
神楽殿では厄除けのお祓いが行われていました。
楼門の左側から社殿を一周出来ます。社殿の左側には楠木正成公奉納の大楠があります。樹齢は700年に迫るそうです。社殿の周りは特徴的な信長塀に囲まれています。
左は廣田社、生田社、長田社です。右は校倉造りの神倉です。
社殿後側です。朱色が綺麗です。
社殿背後にある若宮社と若宮殿社です。
左は気比社、水若宮社です。右は社殿右奥の「鬼門封じ」です。鬼門を封じるために、社殿の石垣を切り取った造りになっています。
社殿右側です。社殿の朱と木々の緑のコントラストが綺麗です。
社殿を一周し総門から出ます。総門から望む楼門は、少し西側を向いています。
参道脇にある末社・三女神社です。宗像三女神を祀っています。
参道途中にある摂社・石清水社です。境内には神水舎があり、石清水の社名になっています。厳冬にも凍らず、旱魃でも枯れない泉だそうです。
石清水八幡宮の御朱印帳です。お公家さんの行列が印象的です。
石清水八幡宮には4種の御朱印があります。墨書の「八」も鳩になっています。武内社は本殿内に祀られているそうで、直接参拝することは出来ませんでした。
・飛行神社
参拝日:2015年1月24日
石清水八幡宮の近くにある飛行神社です。日本で初めて動力つき模型飛行実験に成功した二宮忠八氏が、私財を投じて航空事故犠牲者の霊を祀る神社として1915年(大正4年)に創建しました。鳥居はジュラルミン製だそうです。手前は大阪湾から引き上げられた「零戦」のエンジン部分です。
神社正面です。拝殿は古代ギリシャの神殿風です。奥に三棟の本殿があります。中央が饒速日命、右が航空殉難者の霊・航空業功績者、左が薬祖神・金毘羅・白龍神を祀ります。
本殿は通常の流造です。
境内に飾られたジェットエンジンです。
神紋がプロペラです。
・賀茂別雷神社
旧社格:官幣大社・名神大社
山城国一宮
二十二社(上七社)の一社
参拝日:2015年1月11日
京都市北区の鴨川の畔に鎮座する賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)、通称上賀茂神社です。神代の昔、本社の北北西にある神山(こうやま)に御降臨になり、天武天皇の御代(678)に現在の社殿の基が造営されました。皇室の御崇敬は歴代にわたり、国家の重大時には必ず奉幣、御祈願がありました。1036年に21年ごとの式年遷宮が定められ、今年42回目の遷宮を迎えるそうです。写真は二の鳥居です。
二の鳥居を潜った正面に細殿です。細殿の前には二つの立砂が盛られています。立砂は、盛塩の原型で、神山を表しているそうです。
細殿の横に御手洗川にかかる橋殿があります。橋殿から見る御手洗川です。清らかな流です。
橋殿を渡ると、玉橋と楼門があります。楼門は需要文化財です。
楼門正面です。楼門奥に中門があります。
中門です。巨大な厄除の守護矢が据えられていました。
中門から望む社殿です。門の奥に本殿と弊殿がありますが、これより先は撮影禁止でした。本殿と権殿は遷宮の準備のためか工事中でした。
摂社の新宮神社です。金と銀の狛犬が据えられています。
左は摂社の片山御子神社です。御祭神は、玉依比売命(賀茂別雷大神の母神)です。右は細殿の前に飾られていた未の竹細工で、おみくじが結ばれてモコモコになっています。
第42回式年遷宮の朱印が押されています。
・再参拝
参拝日:2015年9月5日
京都の文化財特別公開で上賀茂神社本殿・権殿を参拝してきました。7月11日から9月30日までの特別公開です。
鳥居横に第42回式年遷宮の立て札が挙がっています。
立砂と細殿です。参拝当日は大安の土曜日で細伝では結婚式が行われていました。
細殿側からの楼門と直会殿からの楼門です。本殿参拝前のお祓いは直会殿で受けます。こちらでも結婚式の行列が入ってきました。
中門から本殿を望みます。中門から先は撮影禁止でした。本殿特別拝観では祝詞屋越しの参拝でしたが、プラス500円で白砂撒きに参加すると、本殿直前で白砂を撒くことが出来ます。写真は白砂撒きの様子です。本殿直前の白砂のところまで入れるのは通常は天皇陛下のみで、美智子様も外で待たれたそうです。
本殿は撮影禁止でしたので、看板の写真を撮ってきました。獅子(右)と狗(左)の絵が印象的です。本殿の修理中は神様は左の権殿に遷座されているそうです。権殿前には金の獅子と銀の狗が据えられていました。
・賀茂御祖神社
旧社格:官幣大社・名神大社
山城国一宮
二十二社(上七社)の一社
参拝日:2015年1月11日
京都市左京区に鎮座する賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)、通称下鴨神社です。賀茂御祖神社は賀茂別雷命(上賀茂神社祭神)の母の玉依姫命、玉依姫命の父の賀茂建角身命をお祀りします。賀茂別雷神社とともに奈良時代以前から朝廷の崇敬を受け、賀茂祭は勅祭とされました。平安時代中期以降、21年毎に式年遷宮を行っており、今年34回目の式年遷宮が行われるそうです。写真は境内入口の糺の森(ただすのもり)です。
糺の森を進むと鳥居と楼門が見えてきます。多くの人が参拝していました。
楼門正面です。重要文化財です。
左は廻廊越しに望む楼門です。右は境内側から望む楼門です。優美な建築です。
楼門を入った正面の舞殿です。大きな未の絵馬が飾られていました。
境内の様子です。手前から舞殿、中門、弊殿、御本宮と屋根が並びます。
中門です。重要文化財です。
中門の中にはえとの社が祀られています。自分のえとの社にお参りします。12社ではなく7社ですが、これは大国主命の7つのお名前に由来するそうです。
弊殿横から望む西御本宮です。遷宮準備で工事中ですが、修復を終えた綺麗な屋根が望めます。御本宮は国宝です。
左は御本宮西側に祀られている摂社の三井神社です。こちらも重要文化財です。西は大炊殿に向かう唐門です。こちらも重要文化財です。
左は摂社の出雲井於神社です。まだ少し雪が残っていました。右は境内に飾られていた八咫烏の行燈です。確かに足が3本あります。八咫烏は賀茂建角身命の化身だそうです。
楼門前にある相生社(右)と連理の賢木(左)です。中央と右の木がつながっており、縁結びのシンボルとなっています。
緑の神紋が印象的です。
・再参拝
参拝日:2015年9月5日
京都の文化財特別公開で下鴨神社の本殿、大炊殿、神服殿を参拝してきました。7月11日から9月30日までの特別公開です。
下賀茂神社の楼門です。こちらは第34回の遷宮が4月に終了しました。右は境内を横切る結婚式の行列です。当日は7組の結婚式が行われるそうです。
本殿は撮影禁止でしたので、看板を撮ってきました。御料屋から間近で本殿を参拝することが出来ました。下鴨神社の本殿は朱の欄干が印象的でした。
大炊殿のある葵の庭から望む三井神社の屋根です。
左から大炊殿(重要文化財)、御井(重要文化財)、水ごしらえ場です。水ごしらえ場はパワースポットだそうです。
大炊殿の内部です。かまどが特徴的です。
神服殿から中門、本殿を望みます。神服殿も特別公開ですので、あまり見られないアングルと思います。
神服殿から楼門を望みます。
・河合神社
旧社格:名神大社
賀茂御祖神社摂社
参拝日:2015年1月11日
賀茂御祖神社の参道入口近くに河合神社があります。河合神社の御祭神は、神武天皇の母の玉依姫命で、古くから女性の美の神様として信仰されています。
神門です。多くの女性が参拝していました。
舞殿と拝殿です。
拝殿です。拝殿右側には「鏡絵馬」が奉納されています。
御本殿です。
「方丈記」の著者・鴨長明は、河合神社の禰宜の次男として生まれましたが、重職に就くことができず、世を嘆いて方丈記を書いたと言われています。住処とした「方丈」です。方丈は移動に便利なように組み立て式になっているそうです。
・貴船神社
旧社格:官幣中社・名神大社
二十二社(下八社)
思い立って貴船神社の参拝に行ってきました。結構な渋滞で驚きましたが、川床の最盛期であることを忘れていました。皆さん楽しそうです。
二ノ鳥居です。参拝者がひっきりなしに訪れています。
貴船神社のシンボルの石段と灯籠です。緑に映えて綺麗です。
神門です。
神左側は門脇の御神木の桂です。樹齢400年で、空に向かって勢いよく広がっていくようです。右側は船の形に組まれた天津磐境(あまついわさか)の庭です。
拝殿前です。参拝待ちの長い列が出来ていました。
拝殿屋根の御神紋です。緑によく映えます。
拝殿横の御神水です。
貴船神社の有名な水占いです。大吉でした!「商売は上吉」。
拝殿横の境内です。白馬黒馬の神馬像があります。多くの七夕飾りがありました。
・貴船神社中宮(結社)
結社(ゆいのやしろ)の鳥居です。
結社の社殿です。
社殿脇に置かれた天の磐船です。平成になってから貴船の山奥で見つかったそうです。
結社の御神木の桂です。こちらも樹齢400年です。
奥社に向かう途中の川床です。川が浅くなってきているため、建屋が高くなってきています。
御神木の相生の杉(あいおいのすぎ)です。同根から二本の幹が伸びています。樹齢1000年と伝えられています。
・貴船神社奥宮
奥宮神門です。
奥宮境内です。空間が広がります。
御神木の連理の杉です。杉と楓が和合した珍しい木です。
奥宮の拝殿です。
本殿です。この真下には「龍穴」があるそうです。
本殿横にある船形石です。玉依姫が「黄色の船」に乗って鴨川をさかのぼり、貴船川のこの地に至った際、船を人目に触れないように小石で積み囲んだものと伝えられています。
水神と書かれています。神紋がアクセントになっています。
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